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スタートが切れない

中学三年生設定の主人公がマネージャーへ就任。
なんて設定をまま見かけますが、それって現実的にどうなんだろう。逆ハ狙いとかの編入生なら尚更。
そんな考えに端を発するネタ。
アンチじゃないよ。






中学三年と言えば、高校受験を控えた最終学年。
そして高校受験と言えば、少子化の今でこそ学校側が生徒を欲しがっているけど、本来なら戦争とまで表現される人生の分岐点。
彼らの通う私立は授業課程から察するに随分な進学校ですから、いくらエスカレーター式の中高一貫校でも、学力不足と判断されれば高等部へ進学できないと思うんです。一貫校通ったことないからよく知らんけど…。
また公立なら尚更、高等部という選択肢がある私立の一貫校とは違い、自分の将来を考えながら一から学校探しをしなければなりません。進学についての悩みは大きいかと思います。私の中学時代がそうでした。

中学三年って、そんな難しい時期です。
受験を控えたその身の上で、新年度から間もなく大会が始まる運動部のマネージャーに就任できるものでしょうか?
元からの在校生だろうと、逆ハ狙い等の編入生だろうと、成績優秀だろうと、中学三年は最終学年。受験生ですよ?
特に編入生の場合、身も蓋もないですがその辺りのことは免除されるのではないでしょうか。

そもそもペアプリによれば東京の地区大会は五月に開催されていて、他の地域も六月には全国への切符を掛けた大会が催されています。
ということは、新年度の始まりから大会までの猶予は最低でも1ヶ月ほどしかありません。
その大切な時期、真剣に全国を目指しているところへ、仮にマネージャー経験があったとしても新人を入れることは、全体の志気を乱し兼ねないと思うんですよ。特に鬼気迫るものがある立海では。
それに逆ハ狙いなら練習の邪魔にしかならんでしょうし。

つまりマネージャーになるなれない以前に、最終学年の人間が部活動に新入部するのは難しいのではないかと言う話。
編入生の免除が個人の自由で如何様にできたとしても、入られた側には迷惑極まりない。

何しろ新しい人間が入るということは、以前を知らないその存在へ、以前を知る人間が全体の流れや備品の保管場所等々の知識を与えねばならないということ。
一年生の頃から時間を掛けて育てるのなら、その子が三年生になった時の将来を見越した投資になりますけど、部活期間が残り3ヶ月ほどの最終学年の新人にそんな知識を一から与えなきゃならないって…。
何その無駄。
未経験者なら尚更タチが悪い。

同様に、腹黒キャラに脅されたり騙されたりで無理矢理マネージャーに就任するパターンも、本当に全国を目指しているのなら絶対に選ばない選択肢ではないでしょうか。
だってそうやって強制的に入部させるということは、当人にやる気がないということ。真剣に全国を目指している身からしたら、そんな人間にサポートされたくないのは勿論、それこそ志気が乱れ下がるだけじゃないですか。
マネージャーとして働く内に意識が変わっていくかもしれないという以前に、私ならまずマネージャーにしようとすらしないね。絶対。

それでも部のためを思って新しくマネージャーを入れるなら、時期を選びます。
例えば大会の時期が終わり、先輩マネージャーも引退して部の回りが悪くなったとか。そういうタイミング。

そんな訳で、入部できない。話が始まらない。スタートが切れない。
三段階のないで構成されたネタ。

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