学校はどこでもいいけど、妥当なのは立海かな。
王者と言われる彼らだからこそ、このネタは面白味が増すと思うので。
そんな訳で、主人公は立海大附属中学女子テニス部部長。(肩書きが長い)
テニス部の部長同士ということで幸村と接点が多く、真田や柳とも関わることがあるけど部活の用事以外に話題がないため、特に仲が良い訳じゃない人。
同様に同じテニス部同士でも華々しい功績を持つ男子部とは違い、女子部は万年関東大会止まり。
弱小の女子部と強豪の男子部とでは接点があるはずもなく、女子部にとって男子部は羨望と嫉妬の対象でしかない。
男子部も男子部で女子部なんて歯牙にも掛けていないから、両部の仲は全くよろしくない。だからミーハーな部員なんていないし、そもそも微塵の好感すらない。
因みに主人公はその筆頭だけど、羨望や嫉妬は飽く迄テニスに係るものだから、人間的に嫌っている訳ではない。だからって好きでもないけど。
そんなところに現れたのが、テニプリ大好きな逆ハ補正付きのトリップ主。
よくある展開でマネージャーに就任したトリップ主に構ってばかりで、男子テニス部は弱体化の一途をたどります。
これにそもそも補正の対象ですらない同輩や後輩、男子部を応援していた人々は悉く失望。
しかしながら他の誰よりも失望し、同時に怒りを隠せないのが、主人公を始めとする女子テニス部の面々。
女子部にとって男子部は羨望と嫉妬の対象であると同時に憧憬の存在でもあり、数々の功績からどの部活よりも優遇された環境を与えられ、選手にも恵まれているのに何だその有り様は!って話です。
そして真面目に練習する気がないなら女子部にそのコートを寄越せ!ってことで、学校側に訴えてコートの使用権を賭けた試合を行うことに。
結果、女子部の圧勝。男子部のレギュラー陣とマネージャーは愕然。
今まで歯牙にも掛けてなかった相手に、今度は逆に鼻で一笑され、目を覚ませばいいんじゃないでしょうか。
因みに結末は言うまでもなく、女子テニス部エンドです。
え、キャラとの結末?
あんな腑抜け共とくっつくくらいなら、レギュラー陣がサボっていた間も真面目に練習に励んでた平部員とくっつくぜ!