主人公は物心がつく前に両親を亡くし、過疎化が進んで子供は主人公一人しかいない山間部の集落で、唯一の身寄りの祖父母に育てられた子。
小さな集落だから集落全体が家族同然で、祖父母は勿論周りの爺ちゃん婆ちゃんたちも大好き。一方で年寄りしか身近にいなかったから、若人に馴染みがない。戸惑う。どうしたらいいかわからない。
周りも集落唯一の子供だから、主人公が可愛くて仕方ない。勿論悪いことをすれば拳骨という名の雷が落とされるけど。
主人公はもともと一つ山を越えたところにある分校に通っていたけど、そっちの集落も子供が少ないために廃校が決定。
そして将来高校に進学する時のことを考えると村から通うのは困難だし、これを機に村を出ることに。
学校はどこでもヨシ。でも私立は試験とか金銭面で無理かな。そうなると公立の不動峰か四天宝寺の二択だけど、別に庭球の学校でなくてもヨシ。
でも、話のイメージとして湧くのは四天宝寺だな。
環境に慣れず、田舎を思い出す裏山に籠もる主人公の野生振りに遭遇した千歳が、「もののけ姫たいっ……！」とか興奮・感激するシーンが見たいだけだが。
けど銀髪を白髪と誤解して後ろを付いて回る純粋培養の主人公に、たじたじになる仁王も見たいんだ。うん。
あと山間部出身で川にしか馴染みがないから、初めての海で「海水って本当にしょっぱいんだ！」なアホをさせたい。