話の舞台や人気キャラたちの在住地を考えれば、仕方ないのは重々承知。
だけどテニプリに限らず、“登場人物”って関東から以南出身のキャラが大概なのは何故だろう。以北のキャラがいても、その訛りがネタ扱いだし。陸奥の国を馬鹿にしてんのか。
テニプリでも、見た目は黒人なのに東北弁を操る山形代表の坂田がいるけど、私にはそのギャップがネタにしか思えない。
観月も、山形蔵王出身なのに訛りはどこいった。優雅過ぎんだろ。
という訳で、主人公は生まれも育ちも東北地方の純東北人。
ただ地方だからってみんながみんな訛っている訳ではないことを、標準語圏の方々には理解してもらいたい。
実際、宮城県仙台市民の管理人は基本標準語です。意識無意識を問わず訛ることはあるけど。
そもそも“標準語”というのも、そっちの人間が勝手に標準と決めただけで、それもまた関東地方の訛りですけどね。地方のこと言えないんだぜ。
閑話休題。
主人公は純東北人で、訛ってるのもあるけど何よりも方言が強い子。最近の人よりずっと方言も訛りも強い年寄りに囲まれて育ちましたからね。そりゃ仕方ない。
というか、過疎化が進んだ山間部の集落で年寄りに囲まれて育った『純朴な子』が訛っていない訳がない。
だってそれが日常で飛び交う、当人たちにとっては“標準語”なんだもの。
そんな感じで、“方言+訛り”の最強コラボに大量の疑問符を浮かべるキャラが見たい。
関東圏のキャラには謎の呪文にしか聞こえないこと確実だし、他の方言キャラも、訛りはある程度理解できても、他地域の方言にはお互いが首を傾げ合うこと必至でしょう。
特に四天宝寺の場合、関西弁と九州弁の中に東北弁が加わったらカオス過ぎて笑える。
どっかさんな主人公いねがや。
※主人公について(まとめ)
・東北地方にある過疎化が進む山間部の集落出身
・物心がつく前に両親が他界し、祖父母と周囲の爺婆に育てられた
・年寄りにしか馴染みがなくて、年寄りに区分されない人間全般に戸惑う
・集落を囲う野山が遊び場だった野生児(もののけ姫?)
・山間部出身だから川しか知らない(海がしょっぱいってほんと?)
・純粋培養
・訛りと方言が物凄く強い
字だけだと小柄なイメージ。
でも個人的には、標準身長で出るとこは出てて、締まってるところは締まってる。そして中三だったらモえる。
ギャップっていいよね!(イイ笑顔)